文献

J-GLOBAL ID：200902203976354141   整理番号：09A0431055

印加電場下における強誘電液晶分子の動的挙動

Dynamic Behaviors of Ferroelectric Liquid Crystal Molecules under an Applied Electric Field

著者 (3件)： KAWAGUCHI Masato (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  TAKEI Misaki (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  YAMASHITA Masafumi (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN)
資料名： Optical Review  (Optical Review)
巻： 16  号： 2  ページ： 204-207  発行年： 2009年04月01日 
JST資料番号： L2272A  ISSN： 1340-6000  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 0.1msの時間分解能でコノスコープ図の生成を観測することで,印加電場下での強誘電液晶(FLC)分子整列の動的変化を調べた。低電圧(30V)下で観測したコノスコープ図とシミュレーションコノスコープ図が良く一致した。しかし,高電圧(120V)下で観測したコノスコープ図は,電場反転後に0.8~1.1msの間でぼやけた。70V以上の印加電圧でスイッチング転移が起こり,分子配列が高速に過渡発展することで,光散乱が起こった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *強誘電性液晶 ,  時間分解能 ,  *コノスコープ ,  シミュレーション ,  高電圧 ,  光散乱 ,  スイッチング ,  ヘリックス構造 ,  方位角 ,  液晶ディスプレイ ,  分子配向 ,  *電気光学効果
準シソーラス用語： 印加電圧 ,  低電圧 ,  動的挙動 ,  分子配列

分類 (2件)： 電気光学効果,磁気光学効果  (BM08020L) ,  その他の液晶  (BK03030H)

引用文献 (9件)：

• YAMASHITA, M. Jpn. J. Appl. Phys. 1988, 27, 1571
• GORECKA, E. Jpn. J. Appl. Phys. 1990, 29, 131
• FUJIKAWA, T. Jpn. J. Appl. Phys. 1993, 32, 985
• SUWA, S. Liq. Cryst. 2003, 30, 499
• TAKEI, M. Opt. Rev. 2007, 14, 343

タイトルに関連する用語 (5件)： 印加 ,  電場 ,  強誘電液晶 ,  分子 ,  動的挙動