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J-GLOBAL ID:200902204144103730   整理番号:09A0006884

ジオールデヒドラターゼ触媒作用での補酵素B12結合部位のアデニン固定とイオン対の役割

Roles of adenine anchoring and ion pairing at the coenzyme B12-binding site in diol dehydratase catalysis
著者 (5件):
資料名:
巻: 275  号: 24  ページ: 6204-6216  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Serα224とLysβ135変異体を作出し,ジオールデヒドラターゼ触媒作用でのアデノシルコバラミン(AdoCbl)結合部位のアデニン固定とイオン対の役割を調査した。Sα224Aはアデニン部分のN3と水素結合を形成できず,野生型の19%の活性を示した。Sα224Nは5%の活性しかなく,基質の非存在下でO2に非感受性であった。したがって,Serα224がCob-C結合活性化と酵素不活性化防止に重要なことを示唆した。Sα224A触媒作用時にコバラミン(II)とラジカル種が形成され,酵素不活性化に伴いアデノシルグループから5′-デオキシアデノシンが形成されたが,アポ酵素自体は障害を受けず,この不活性化は機構に基づくことを示唆した。Kβ135のArg,AlaやGlnによる置換は比較的高い活性を示した。Kβ135RはAdoCblやシアノコバラミン(CN-Cbl)への結合親和性を増加したが,Kβ135Eは親和性を100倍以上低下したことから,β135への負電荷導入はコバラミンへの親和性の破壊・酵素活性低下をもたらすことを見出した。
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分類 (1件):
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酵素一般 

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