文献
J-GLOBAL ID:200902204198236760   整理番号:09A0671031

イオノホアとしてロジウム(III)ポルフィリン及びサロフェンをベースにした高い亜硝酸塩選択性を有する高分子膜電極

Polymeric Membrane Electrodes with High Nitrite Selectivity Based on Rhodium(III) Porphyrins and Salophens as Ionophores
著者 (2件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 3637-3644  発行年: 2009年05月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
イオン選択重合体膜電極はカチオン及びアニオンについての分析ツールとして広く用いられている。ロジウム(III)はコバルト(III)と同様に配位結合することから,Rh(III)-錯体は選択的亜硝酸塩センサを考案するためのイオノホアとしての有効性が見込まれる。本研究では,いくつかのポルフィリン及びサロフェン配位子とRh(III)カチオン親油性錯体が亜硝酸塩選択的イオノホアとして有用かどうか調べることを目的としたもので,いくつかの錯体のうち,ロジウム(III)-5,10,15,20-テトラ(p-tert-ブチルフェニル)ポルフィリンクロリド及びロジウム(III)-(S,S)-(+)-N,N-ビス(3,5-ジ-tert-ブチルサリチリデン)-1,2-シクロヘキサンジアミンクロリドが最も有望な亜硝酸塩選択性を示すことを明らかにした。可塑化ポリ(塩化ビニル)膜中に親油性カチオンサイトが存在する状態でイオノホアとしてRh(III)-テトラ(t-ブチルフェニルピリジン)を用いることで,5×10-6Mまでの亜硝酸塩選択性と可逆的応答を得ることができ,Rh(III)との遅い亜硝酸塩配位結合反応のため,応答時間は典型的な膜電極よりも本質的に長いが,膜処方を最適化し,温度を高めることによって,動的EMF応答を改善することができた。これらの膜において観察される選択性は,親油性コバルト(III)-コリン錯体に基づいた亜硝酸塩選択電極よりも高いため,食肉中の亜硝酸塩の定量にこの新しい亜硝酸塩電極を利用することも可能であると考察した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  塩  ,  電気分析一般 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る