文献

J-GLOBAL ID：200902204335940020   整理番号：09A0023319

セラミックスのナノ設計プロセス

Nanodesign Process for Ceramics

著者 (1件)： 北條純一 (九大 大学院工学研究院)
資料名： 耐火材料  (Refractory Material)
号： 156  ページ： 3-6  発行年： 2008年12月12日 
JST資料番号： F0320A  ISSN： 0494-5549  CODEN： TKZRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ナノ構造セラミックスの作製には微粒子は易焼結性原料として重要である。セラミックス微粒子の合成と焼結,複合微粒子の作製と複合材料への応用について研究してきた。本稿では,複合粒子によるナノコンポジットの組織制御と特殊焼結法によるナノセラミックスの組織制御について解説した。ナノコンポジットについては,Si₃N₄-BN-TiN系,ナノセラミックスについてはSi₃N₄-Y₂O₃-Al₂O₃系の放電プラズマ焼結(SPS)による設計手法を説明した。ナノコンポジットの作製には複合粒子の使用が有効なこと,ナノセラミックスの組織制御にはSPSプロセスが効果的なことを強調した。

シソーラス用語： *セラミック ,  ナノ複合材料 ,  ナノ構造 ,  *微細構造 ,  制御 ,  窒化ケイ素 ,  チタン化合物 ,  窒化物 ,  炭化ケイ素 ,  *放電焼結 ,  窒化ホウ素 ,  焼結性 ,  助剤 ,  酸化イットリウム ,  酸化アルミニウム ,  緻密化 ,  機械的性質 ,  走査電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  ナノ粒子 ,  放電プラズマ焼結
準シソーラス用語： ナノコンポジット ,  微細組織 ,  *組織制御 ,  窒化チタン ,  SPS ,  焼結助剤

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (9件)：

• 北條純一,“セラミックス粒子の構造と機能について”, マテリアルインテグレーション, Vol.14, No.4(2001)45-49.
• 北條純一,“ナノ粒子の複合化と構造特異性”, セラミックス, Vol.37, No.8(2002)590-593.
• 北條純一,“気相反応法によるナノ複合粒子の合成”, マテリアルインテグレーション, Vol.14, No.6(2001)57-62.
• 北條純一,“ナノコンポジットの合成と構造制御”, マテリアルインテグレーション, Vol.14, No.7(2001)61-66.
• 北條純一,“非晶質複合粒子の相分離とナノ分散粒子の触媒効果”, マテリアルインテグレーション, Vol. l4, No.8(2001)79-84.

タイトルに関連する用語 (2件)： セラミックス ,  設計プロセス