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J-GLOBAL ID：200902204623001764   整理番号：08A0505380

exo型セロウロン酸リアーゼの精製と特性化

Purification and characterization of exo-type cellouronate lyase

著者 (4件)： ISOGAI Akira (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HABU Naoto (Utsunomiya Univ., Tochigi, JPN) ,  IIHASHI Natsuko (Utsunomiya Univ., Tochigi, JPN) ,  KONNO Naotake (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Cellulose  (Cellulose)
巻： 15  号： 3  ページ： 453-463  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： W1128A  ISSN： 0969-0239  CODEN： CELLE8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロースのTEMPO触媒酸化によって生成するセロウロン酸は微生物分解性を持つ多糖類である。既に土壌菌類Brevundimonas属SH203株から分解酵素セロウロン酸リアーゼ(CUL-I)を単離したことを報告したが(Carbohydr Polym;Vol.64,589-596,2006),さらに同株から別種のリアーゼ(CUL-II)を単離したので,これを精製してCUL-I及びCUL-I/CUL-II混合物と比較検討した。セロウロン酸は再生セルロースをTEMPO酸化して得たものを用いた。CUL-Iはセロウロン酸の大部分を分解したが,分解生成物の中からC4’-C5’不飽和二量体が単離された。CUL-IIはセロウロン酸の一部を分解しただけであったが,不飽和二量体は効率的に分解した。両者を併用した場合は分解が効率的に進み,単量体のみが生成した。このことからCUL-Iはendo型リアーゼ,CUL-IIはexo型リアーゼであり,両者の相乗作用によって分解が進むという結論を得た。

シソーラス用語： セルロース ,  酸化 ,  カルボン酸 ,  セルロース誘導体 ,  リアーゼ ,  微生物分解性 ,  土壌菌類 ,  細菌 ,  代謝産物 ,  速度 ,  分解物 ,  二量体 ,  不飽和炭化水素 ,  作用機序 ,  相乗作用 ,  *酵素的分解 ,  高分子鎖
準シソーラス用語： Brevundimonas属 ,  *セロウロン酸 ,  *セロウロン酸リアーゼ ,  プロテオバクテリア ,  分解速度

分類 (2件)： 多糖類  (CF10054P) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： TEMPO

タイトルに関連する用語 (5件)： セロ ,  ウロン酸 ,  リアーゼ ,  精製 ,  特性化