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J-GLOBAL ID：200902204661602291   整理番号：09A0158209

地震時変動軸力の大きな高層建物を支持するパイルド・ラフト基礎

PILED RAFT FOUNDATION SUPPORTING HIGH BUILDING UNDER OVER-TURNING MOMENT DUE TO EARTHQUAKE

著者 (5件)： 鈴木直子 (大林組 技研) ,  関崇夫 (大林組 技研) ,  茶谷文雄 (大林組 技研) ,  佐俣紀一郎 (大林組) ,  田中耕太郎 (大林組)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 15  号： 29  ページ： 89-94  発行年： 2009年02月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高層建築を支持するパイルドラフト基礎の計画を提示し,沈下予測解析と実測結果との比較を行った。本論で考察したパイルドラフト基礎は次のような特徴を有するものとする。1)長期荷重時に外周部の荷重が内部よりかなり大きい。2)地下室がなく,上部構造の保有耐力時には浮き上がりが生じる。3)杭長は一定ではなく,建物の偶角,辺,内部で異なる。解析の結果,基礎の沈下予測結果と実測結果はよく合うことを示した。また,大地震時の上部構造の転倒モーメントによるラフトの浮き上がりゾーンをFEMによって求め,この浮き上がりゾーンを考慮した基礎の静的耐震設計の概要を示した。

シソーラス用語： *高層建築 ,  *基礎 ,  沈下 ,  水平抵抗 ,  軸力 ,  地震 ,  耐震設計 ,  有限要素法 ,  水平荷重 ,  *パイルドラフト基礎 ,  *変動軸力 ,  有限要素解析
準シソーラス用語： FEM解析

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (6件)：

• 柴田. 逆打ちで構築したパイルド・ラフト基礎を採用した超高層建物の沈下挙動. 日本建築学会大会学術講演梗概集B-1, 2005. 9. 2005, 699-670
• 建設省告示第1457号. 2000
• 日本建築センター編. 建築物のための改良地盤の設計及び品質管理指針. 2002
• 鈴木. 超高層建物を支持する杭長の異なるパイルド・ラフト基礎. 基礎工. 2005, 33, 12, 79-81
• 石井. 大型せん断土槽実験によるパイルド・ラフト基礎の地震時簡易評価 (その3) 簡易設計法の検討. 日本建築学会大会学術講演梗概集B-1, 2003. 9. 2003, 491-492

タイトルに関連する用語 (6件)： 地震 ,  変動軸力 ,  高層 ,  建物 ,  支持 ,  パイルド・ラフト基礎