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J-GLOBAL ID:200902204779510944   整理番号:09A0662773

局所化f電子を相互関係効果でハイブリッド化してほぼ自由電子伝導帯に結合して研究したYbAl3の比熱係数

Specific Heat-Coefficient of YbAl3 Studied by Combined Nearly Free Electron Conduction Band Hybridized with Localized f Electrons with Correlation Effect
著者 (2件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 064707.1-064707.7  発行年: 2009年06月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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最近提案されたバンド・モデルに基づき,適度に重い電子化合物YbAl3の電子比熱を研究した。ハミルトニアンのバンド項は,3つの部分から成る;ほとんど自由電子法によって記述される伝導電子,Ybイオンの局所化4f電子そして,これらの電子間のハイブリッド項。局所近似と組み合わせた自己無撞着第2次摂動理論を用いて研究した相互関係効果を考慮するために,Fermiレベルに近いいくつかのバンドを抜き取り,低エネルギー実効ハミルトニアンを再建した。比熱cv(T)の温度依存を温度Tの関数として内部エネルギーの数値微分から計算した。Sommerfeld係数γは,また,直接の公式から計算した。cv(T)/Tの全体的な構造は,特性2ピーク構造を持つ実験結果と定量的に一致した。ピークは,それぞれ相互関係効果と非相互作用状態密度の構造から生じる。現実的なバンド構造を生じる有効ハミルトニアンがs-またはp-電子から成る伝導帯を有する重い電子化合物を定量的に記述することを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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金属の比熱・熱伝導 
引用文献 (16件):
  • HEWSON, A. C. The Kondo Problem to Heavy Fermions. 1993
  • KUROIWA, H. J. Phys. Soc. Jpn. 2007, 76, 124704
  • OKAMURA, H. J. Phys. Soc. Jpn. 2007, 76, 023703
  • EBIHARA, T. J. Phys. Soc. Jpn. 2000, 69, 895
  • CORNELIUS, A. L. Phys. Rev. Lett. 2002, 88, 117201
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