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J-GLOBAL ID：200902204830155895   整理番号：09A0858447

調音結合モデルを用いた母音交換に基づく話者変換法

Voice conversion based on vowel-change using coarticulation model

著者 (3件)： 山本達也 (早稲田大 理工学術院) ,  室伏空 (早稲田大 理工学術院) ,  森島繁生 (早稲田大 理工学術院)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 139(SP2009 41-48)  ページ： 37-42  発行年： 2009年07月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 合成音声の声質変換技術として研究されている統計的スペクトル変換法は,ターゲットとなる話者から事前に発話データを取得する必要があり,多くの発話データを得ることによってより品質の高い話者変換が可能になることが知られている。しかし一方でターゲットとなる話者から膨大な発話データを得ることは話者にとって大きな負担となる。一方,母音交換法による話者変換はターゲットとなる話者から母音のみを取得してあらゆる発話内容に対して話者変換を行うことができる。筆者らは母音交換法の問題点であった音声の不連続性を改善するため音素境界付近に調音結合モデルを用いて自然な音声を合成する手法を提案した。また,調音結合モデルの適用区間を入力話者の発話内容から学習することでより自然発話に近い音声を合成する手法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *調音 ,  モデル ,  音声 ,  *音声合成 ,  *信号変換 ,  音声処理 ,  音声信号 ,  *声質 ,  音声変換
準シソーラス用語： 音響モデル ,  合成音声

分類 (1件)： 音声処理  (JE05000E)

引用文献 (11件)：

• 大谷大和. 固有声に基づく声質変換のための話者正規化学習法. 信学技報IEICE Technical Report. SP2006-40
• KAWAHARA, H. Auditory morphing based on an elastic perceptual distance metric in an interference-free time-frequency representation. Proc. ICASSP 2003, Hong Kong. 2003, I, 256-259
• 足立吉宏. リファレンス音声に基づく韻律・声質・話者変換システム. 信学技報. 2006-1SP2005-145
• 党建武. 計測データに基づいた調音結合の分析と定式化. 日本音響学会研究発表会講演論文集2005. 2005, 165-166
• http://htk.eng.cam.ac.uk/

タイトルに関連する用語 (4件)： 調音 ,  結合モデル ,  母音 ,  話者