文献

J-GLOBAL ID：200902204844113028   整理番号：09A0931840

一および二成分溶媒中の帯電ロッド周辺のイオン分布 優先的な溶媒和および一次イオン化相転移

Ion distribution around a charged rod in one and two component solvents: Preferential solvation and first order ionization phase transition

著者 (2件)： OKAMOTO Ryuichi (Dep. of Physics, Kyoto Univ., Kyoto 606-8502, JPN) ,  ONUKI Akira (Dep. of Physics, Kyoto Univ., Kyoto 606-8502, JPN)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 131  号： 9  ページ： 094905  発行年： 2009年09月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一および二成分の極性溶媒中で,局所環境に依存するアニールした変数としてのイオン化度αを扱うイオン性ロッド周辺の対イオン分布を計算した。二成分の場合,帯電粒子の優先的溶媒和およびロッドと溶媒の間の短距離相互作用を考慮した。これは組成依存の質量作用の法則に従う。その組成は帯電ロッド周辺でメソスコピックのスケールで不均一になり,対イオン分布に大きく影響を与える。疎水性の鎖に関して,弱から強へのイオン化の一次相転移を予測した。この転移の線は溶媒共存曲線上の点から出発し,イオン化臨界点で停止する。組成不均一性は溶媒臨界点近傍で長距離である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 二成分系 ,  一成分系 ,  ナノロッド ,  *溶媒和 ,  相転移 ,  *第一種相転移 ,  *イオン化 ,  近距離相互作用 ,  法則 ,  メソスコピック系 ,  臨界点
準シソーラス用語： *イオン分布 ,  *一次相転移 ,  短距離相互作用 ,  質量作用の法則 ,  共存曲線

分類 (1件)： 多成分系の相平衡・状態図一般  (CB03014B)

タイトルに関連する用語 (10件)： 二成分 ,  溶媒 ,  帯電 ,  ロッド ,  周辺 ,  イオン分布 ,  優先 ,  溶媒和 ,  イオン化 ,  相転移