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J-GLOBAL ID：200902204851190690   整理番号：09A0840466

アルコールの好気性酸化用多孔性炭素-被覆白金ナノ粒子の高活性の原因

Origin of the High Activity of Porous Carbon-Coated Platinum Nanoparticles for Aerobic Oxidation of Alcohols

著者 (6件)： NG Yun Hau (Osaka Univ., Toyonaka, JPN) ,  IKEDA Shigeru (Osaka Univ., Toyonaka, JPN) ,  MORITA Yoshihiro (Osaka Univ., Toyonaka, JPN) ,  HARADA Takashi (Osaka Univ., Toyonaka, JPN) ,  IKEUE Keita (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  MATSUMURA Michio (Osaka Univ., Toyonaka, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 113  号： 29  ページ： 12799-12805  発行年： 2009年07月23日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素-被覆白金ナノ粒子(nPt@hC)触媒について検討した。フェノール/H₂PtCl₆/アナターゼTiO₂/水混合分散液を脱気し,5時間高圧水銀灯による光照射を行った,700°C×6時間の炭化を行った後,HF溶液に含浸,乾燥してnPt@hC触媒を調製した。得られたnPt@hC触媒及び活性炭担持白金触媒(Pt/AC)の特性を,透過型電子顕微鏡(TEM),X線吸収微細構造(XAFS),X線吸収近接端構造(XANES),昇温脱離などにより評価した。また,触媒特性を,種々のアルコールの好気性酸化試験において評価した。nPt@hC触媒及びPt/AC触媒を使用した1-フェニルエタノールの酸化に対するArrheniusプロット図,nPt@hC触媒及びPt/AC触媒を使用した1-フェニルエタノールの酸化におけるターンオーバー数(TON)の反応時間依存性図などを提示した。検討の結果,アルコールの好気性酸化におけるnPt@hC触媒の高活性及び高耐久性の原因は,電子豊富炭素マトリックスにより誘起された,速度決定段階における部分プラス電荷遷移状態の安定化による,反応活性化エネルギーの低下によることなどが明らかになった。

シソーラス用語： 含浸 ,  *担持触媒 ,  透過型電子顕微鏡 ,  XAFS ,  XANES ,  昇温脱離 ,  *アルコール ,  好気性 ,  *酸化 ,  多孔性 ,  *炭素 ,  *白金触媒 ,  ナノ粒子 ,  *触媒活性 ,  触媒反応 ,  光照射 ,  ターンオーバー数 ,  Arrheniusの式 ,  反応時間

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (1件)： 1-フェニルエタノール

タイトルに関連する用語 (7件)： アルコール ,  好気性 ,  酸化 ,  多孔性炭素 ,  白金ナノ粒子 ,  活性 ,  原因