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J-GLOBAL ID:200902204983899508   整理番号:09A0293762

地中海気候におけるアクティブ制御ガラスファサードの性能に与える建設と運転変数の影響を評価するための計算流体力学による取り組み

A CFD approach to evaluate the influence of construction and operation parameters on the performance of Active Transparent Facades in Mediterranean climates
著者 (5件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 534-542  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: A0199A  ISSN: 0378-7788  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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建築におけるアクティブ制御ガラスファサード(ATF)の採用は,新築と既存建物の双方において,近年幅広い適用の対象となった。しかしながら,ATFの運転挙動の予測に関しては,殆んど経験が無かった。時には,得られた結果は満足できないもので,建物の内側の空間において適切な快適条件を得るために,余計なエネルギーコストが必要になる場合があった。これは,特に地中海気候では,大きな日射熱取得が年中の一定条件となり,このような大きな半透明な場所は,建物内において,重大な過剰加熱を引き起こす。計算流体力学(CFD)は,伝導,対流,輻射熱伝達現象を含んだ,ATFにおける流れ及び熱伝達をモデル化する,有益なツールである事が確認された。本研究の目的は,CFDを用いて省エネの観点から,建物に侵入する日射負荷の減少として測定される,ATF(材料の光学特性,ファサードの幾何学的関係,または流体流れ条件のような)のいくつかの建設と運転の変数の影響を,評価する事である。いくつかの形態のATFにおける熱挙動に関する結論が得られた。日射負荷取得の減少に最も影響を与える変数は,ガラスの光学特性に関するものである事が解った。日射負荷取得の観点からATFの効率を減少させるには,長さ対奥行の比を増大させれば良い事も解った。試した事例では,乱流強度の増加は,日射負荷取得の減少という改善には結び付かなかった。流速の増大が必然的に流体の流れ内の乱流混合レベルの増大を意味するにも拘わらず,流速の増大によって付加された質量効果は,ATFを通した熱流に対して,乱流混合効果よりも,より大きな意味を持つ事が解った。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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建築環境一般 

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