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J-GLOBAL ID:200902205080757010   整理番号:08A1010900

尿素-H2O系における混合スキーム:溶液熱力学における差分アプローチ

Mixing Schemes in a Urea-H2O System: A Differential Approach in Solution Thermodynamics
著者 (4件):
資料名:
巻: 112  号: 36  ページ: 11341-11346  発行年: 2008年09月11日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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溶液熱力学において差分アプローチを開発し,生物学的に重要な尿素-水系水溶液に適用した。25°Cの尿素-水系における尿素の過剰部分モルエンタルピーHEURを実測した。HEURデータを正確にURのモル分率xUR≒0.22に至るまで少量増分で決定した。それより,あてはめ関数を使用せず図上でxUR微分を再度評価でき,モデルなしに尿素-尿素エンタルピー相互作用HEUR-URを計算した。過剰化学ポテンシャルμEURに関する先のデータを使用し,エントロピー類似体SEUR-UR計算をした。HEUR-URとSEUR-UR両者のxUR依存性は尿素の凝集性質が変化するxUR≒0.09に境界があることを指示した。先の研究結果から,数個の尿素分子がxUR≒0.09で凝集し,一方,水の一貫性が少なくともxUR≒0.22に至るまで維持される。先の研究知見と一緒にして,xUR<0.22の濃度範囲で,尿素またはその凝集体が水のネットワークに水素結合を形成し,液体水へのゆらぎ特性度を減じることを示唆した。しかしながら,少なくともxUR≒0.20に至るまで,水素結合ネットワークは無傷で残っている。xUR≒0.22を超えると,水の一貫性が失われるらしい。しかるに,尿素が水に及ぼす効果を考察し,水溶液中生体高分子の構造と機能にその効果を関係付ける場合,問題となる濃度領域を特定しなければならない。
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分類 (1件):
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化合物の化学熱力学(混合系) 
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