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J-GLOBAL ID：200902205185477064   整理番号：08A1193036

意識と麻酔

Consciousness and Anesthesia

著者 (3件)： ALKIRE Michael T. (Univ. California, CA, USA) ,  HUDETZ Anthony G. (Medical Coll. Wisconsin, WI, USA) ,  TONONI Giulio (Univ. Wisconsin, WI, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 322  号： 5903  ページ： 876-880  発行年： 2008年11月07日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 麻酔は意識を失わせるが,失わせない場合もあり,意識レベルを評価する我々の能力には限界がある。ある種の麻酔薬は大脳皮質の正中付近の領域に作用して行動応答を消失させるが,必ずしも意識を消失させはしない。無意識は,頭頂葉後部が不活性化されたときに起こる。麻酔薬が頭頂葉後部の領域における機能的な連絡を遮断し,皮質の連絡を妨害してその統合機能を失わせたときに,または麻酔薬が双安定性のステレオタイプ的な応答を誘導し,大脳の情報容量の喪失を招いたときに,意識の喪失が起こる。このように,麻酔薬が脳の情報統合機能を妨害したときに,無意識状態が引き起こされるようである。

シソーラス用語： *意識 ,  頭頂葉 ,  *麻酔薬 ,  大脳皮質 ,  ヒト ,  視床 ,  全身麻酔 ,  ラット ,  覚醒 ,  睡眠 ,  エーテル ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  大脳半球 ,  皮質 ,  終脳 ,  ネズミ亜目 ,  ハロゲン化物
準シソーラス用語： 意識レベル ,  無意識

分類 (2件)： 中枢神経系  (EJ12030F) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (1件)： イソフルラン

タイトルに関連する用語 (2件)： 意識 ,  麻酔