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J-GLOBAL ID：200902205196178654   整理番号：08A0597029

小樽における明治期の火防線と小樽公園の計画について

THE PLANNING OF THE FIRE PREVENTION BOULEVARDS AND PARK IN OTARU IN MEIJI ERA

著者 (3件)： 佐藤雄紀 (北大 大学院工学研究科) ,  越澤明 (北大 大学院工学研究科) ,  坂井文 (北大 大学院工学研究科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 14  号： 27  ページ： 321-324  発行年： 2008年06月20日 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 明治37,39年に小樽では大火が発生した。その後の市区改正につき,道路計画と公園緑地計画の観点から研究を行った。そのために,資料調査と市役所等に聴き取り調査を行った。結果,大火後の市区改正は,市街地の広幅員道路の形成と密接な関係があり,防火を強く意識して市街地形成を行ったことが判った,明治期の都市形成の際,現在の中心市街地となる地域では,手宮公園,小樽公園が重要な都市施設と位置づけられて計画され,現在でも都市の骨格となっている,中央市場の防火帯は当初緑地帯で提案されたが,駅前という立地条件を考慮して,防火建築帯に変更された,等の知見を得た。

シソーラス用語： *都市計画 ,  方法論 ,  事例研究 ,  *公園 ,  都市史 ,  資料調査 ,  行政 ,  面接調査 ,  小樽市
準シソーラス用語： *防火対策

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (15件)：

• 松隈章. 小樽の都市形成過程についての考察. 日本建築学会北海道支部研究報告集. 1980, 52, 347-354
• 山根寛. 大正初期の小樽区色内町の産業分布と建築配置. 日本建築学会北海道支部研究報告集. 1992, 65, 413-416
• 駒木定正. 大正初期の小樽区色内町の建築配置. 日本建築学会大会学術講演梗概集 (北陸), 1992. 8. 1992, 1111-1112
• 日本建築学会編. 近代日本建築学発達史. 1972
• 石田頼房. 日本近代都市計画史研究. 1987

タイトルに関連する用語 (4件)： 小樽 ,  明治期 ,  公園 ,  計画