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J-GLOBAL ID：200902205228695877   整理番号：09A0689966

公立図書館における所蔵資料の除籍・廃棄に関する一考察-廃棄をめぐる判例を契機として-

著者 (1件)： 安光裕子 (山口県大 国際文化)
資料名： 図書館学  (Library Science)
号： 94  ページ： 12-24  発行年： 2009年03月31日 
JST資料番号： G0756B  ISSN： 0495-9302  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 船橋市西図書館の一司書が図書館資料除籍基準に該当しないにもかかわらず,蔵書リストから除籍処理をし廃棄した。蔵書の著作者は国家賠償法1条又は民法715条に基づき慰謝料の支払いを求める訴えを提起した。最高裁は第2審裁判所に差し戻した。除籍・廃棄について判示した初の最高裁の判決である。公立図書館の位置づけ,職員の職務上の義務など,基本的な考え方を明確にするため,最高裁判決の概要,判決に対する諸見解,除籍基準の法的性質,図書館の裁量論など,除籍・廃棄のあり方について諸見解を整理した。

シソーラス用語： *公共図書館 ,  図書 ,  資料管理 ,  *資料廃棄 ,  判例 ,  *著者 ,  人権 ,  *法的保護 ,  図書館運営 ,  図書館員

分類 (1件)： 図書館一般  (AC09010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 公立図書館 ,  資料 ,  廃棄 ,  判例