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J-GLOBAL ID:200902205358159403   整理番号:09A0535592

アザクラウンぶら下げm-エチニルピリジンポリマ 超分子素子で調節された炭水化物認識

Azacrown-attached meta-ethynylpyridine polymer: saccharide recognition regulated by supramolecular device
著者 (4件):
資料名:
号: 16  ページ: 2121-2123  発行年: 2009年04月28日 
JST資料番号: D0376B  ISSN: 1359-7345  CODEN: CHCOFS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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4-置換ピリジン環の2,6-位をアセチレン結合で繋いだ人工フォルダマの2,6-ピリジレンエチニレンまたはm-エチニルピリジンが知られている。フォルダマは炭水化物と協同してらせん構造を形成する。すなわち,炭水化物と錯体を形成する。このフォルダマを基幹として,ポリマ性合成ホスト,即ち三つ毎のピリジン環にアザクラウンをぶら下げた2,6-ピリジレンエチニレンポリマを合成し,炭水化物認識能およびトリエチレンテトラミン(TETA)-トリフルオロ酢酸(TFA)の添加効果,即ちヘテロトロピックアロステリック効果を調べた。アザクラウンの1-アザ-24-クラウン-8(A24C8)は第二アンモニウム軸でロタキサンを形成することが知られている。複数のA24C8部位とオリゴアンモニウム軸との間で,らせんのピッチ間を架橋させることで,ポリマのらせん構造を安定化させて擬ポリロタキサンを形成する。m-エチニルピリジンの三番目ピリジン環毎のクラウンエーテルが丁度らせんの反対側に架橋を形成させて内側に空洞を形作る。これが適切であれば標的ゲストの炭水化物を分子認識する。錯体のキラル方向のずれが,円偏光二色性を誘起する。このずれは擬ポリロタキサン形成で調節される。すなわちヘテロトロピックアロステリック挙動を示すことになる。合成ホストと糖の混合物にTETA-TFAを添加するとCDバンドが増強されて,アロステリック効果を観測した。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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共重合  ,  分子化合物 
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