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J-GLOBAL ID:200902205499591724   整理番号:09A1163566

ウッドプラスチックの胴を用いた和太鼓(日本の伝統的ドラム)の音響特性

Acoustic characteristics of Wadaiko (traditional Japanese drum) with wood plastic shell
著者 (5件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 410-416 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: Z0931A  ISSN: 1346-3969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本の伝統的ドラムである和太鼓の胴にはケヤキが最も適しているが近年はこの和太鼓の優れた音質を得るための木材の入手が困難になってきた。この木材に代わる有効なものとして人工材料がある。本稿では木材とプラスチックの複合材であるウッドプラスチックを用いた和太鼓を制作しその音響特性を調べた。先ずウッドプラスチックの振動特性を和太鼓の代表的木材であるケヤキおよび栓の特性と比較した結果,ウッドプラスチック和太鼓の音響特性はケヤキ和太鼓の特性より複雑なもので,クラドニ法による実験からモード次数増加とともに2~3個のモードパターンが現れることがわかった。しかしその音響成分が和太鼓全体の特性に影響することはなかった。また物理特性の測定結果ではこのウッドプラスチックの内部摩擦はケヤキや栓より大きいが繊維方向の比ヤング率は小さかった。これらの検討結果から和太鼓胴材料の物理特性は膜張力と胴および膜間の境界条件に強く影響し,伝統的和太鼓と同等の特性を得るにはケヤキと同程度の高い比ヤング率と強度が必要であることがわかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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楽器音響 
引用文献 (7件):
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