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J-GLOBAL ID：200902205603133849   整理番号：08A0465809

周波数選択性フェーディング環境下におけるプリコーデッドOFDMの繰り返し復調方式

An Iterative Detection of Pre-coded OFDM under Frequency Selective Fading Channels

著者 (6件)： 堀居弘幸 (東京理大 基礎工) ,  宮坂宏明 (東京理大 基礎工) ,  田村明香 (東京理大 基礎工) ,  藤井雅弘 (東京理大 基礎工) ,  伊丹誠 (東京理大 基礎工) ,  伊藤紘二 (東京理大 基礎工)
資料名： 映像情報メディア学会誌  (映像情報メディア)
巻： 62  号： 5  ページ： 755-762  発行年： 2008年05月01日 
JST資料番号： F0330A  ISSN： 1342-6907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 周波数選択性フェージング(FSF)によるOFDMの受信特性の劣化を改善するために誤り訂正符号やダイバーシチが使われるが,直交変換を用いて事前にデータシンボル(DS)を変換するプリコーデッド(precoded:pc)OFDMは有効な方法である。今回,Hadamard変換とOFDMを組合せたpcOFDMの反復変調を開発した。pcOFDMはFSFの影響を低減できるが,付加雑音が大きくなるとpcを行わない場合よりも特性が劣化する。そこで,事前にシンボルを判定したDSと受信電力が低下したときのDSを入替えて特性を改善し,更に,入替を反復して多経路環境における特性を改善した。シミュレーションによって改善効果を確認した。

シソーラス用語： *OFDM ,  Hadamard変換 ,  逐次近似 ,  *直交変調 ,  計算機シミュレーション
準シソーラス用語： BER【誤り率】 ,  データシンボル ,  プリコーデッド ,  マルチパスフェージング ,  周波数選択性 ,  多経路フェージング

分類 (1件)： 変復調回路  (NC05050F)

引用文献 (9件)：

• 1) R. W. Chang and R. A. Gabby, “A Theoretical Study of Performance of an Orthogonal Multiplexing Data Transmission Scheme” , IEEE Trans.Comm., COM-16, pp.529-540 (1968)
• 2) S. B. Weinstein and P. W. Ebert, “Data Transmission by Frequency-Division Multiplexing using the Discrete Fourier Transform” , IEEE Trans.Comm., COM-19, pp.628-634 (1971)
• 3) B. Hirosaki, “An Analysis of Automatic Equalizer for Orthogonally Multiplexed QAM System” , IEEE Trans.Comm., COM-28, pp.73-83 (1980)
• 4) B. Le Floch, M. Alard and C. Berrou, “Coded Othogonal Frequency Division Multiplex” , Proceedings of the IEEE, 83, 6, pp.982-996 (1995)
• 5) C. Tepedelenlioglu, “Maximum Multipath Diversity With Linear Equalization in Precoded OFDM Systems” , IEEE Trans. Inform Theory, 50, 1, pp.232-235 (2004)

タイトルに関連する用語 (5件)： 周波数選択性 ,  フェーディング ,  環境 ,  OFDM ,  復調