抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,複合理論に基づいて,コンクリートの乾燥収縮に影響を及ぼす要因を整理し,セメントペーストおよび骨材の乾燥収縮に対する各種要因の影響を調べた実験データを紹介する。また,JASS5における単位水量の規定がコンクリートの乾燥収縮を制御するうえで必ずしも合理的とはいえないことを示す。さらに,骨材の乾燥収縮ひずみは,岩種のほかに産地やロットなどによっても相違し,それがコンクリートの乾燥収縮ひずみに如実に反映されること,そして,このような変動を管理するためには,骨材の品質の影響を考慮可能な乾燥収縮予測式が有用であること,また,今後は,骨材自身の乾燥収縮ひずみの品質管理・検査が重要となることなどを述べる。(著者抄録)