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J-GLOBAL ID：200902206112124356   整理番号：09A0148098

原子力を巡る流れと熱の研究の最前線 原子力に関する熱流体研究の進展

著者 (2件)： 班目春樹 (東大 大学院工学系研究科) ,  横堀誠一 (武蔵工大 工)
資料名： ながれ  (日本流体力学会誌)
巻： 27  号： 6  ページ： 433-438  発行年： 2008年12月25日 
JST資料番号： Y0082A  ISSN： 0286-3154  CODEN： NRRGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 発電用原子炉の中で特に軽水炉に焦点をおき,熱流体研究の現状と動向を概観した。日本における発電量全体の三分の一を担う軽水炉の進歩と安全性に関する理解は,その冷却材の流れの徹底的な解明が裏付けとなっており,その中核となってきたのが熱流体研究である。1960~70年代の沸騰現象,なかでも限界熱出力や気液二相流に関する研究の集積は,燃料や蒸気発生器の開発とともに進んできた。この過程を具体的事例で解説するとともに,高速増殖炉および核燃料サイクル技術における熱流体問題の役割,さらに原子力の熱流体研究のロードマップ作成についても触れた。

シソーラス用語： 軽水型原子炉 ,  FBR型原子炉 ,  核燃料サイクル ,  流体 ,  冷却水 ,  *原子力発電 ,  気液二相流 ,  冷却剤 ,  *熱流体 ,  *研究開発動向
準シソーラス用語： *研究動向 ,  高速増殖炉

分類 (1件)： 原子炉熱力学  (MD02030Q)

引用文献 (17件)：

• 鈴木. 地球温暖化防止に貢献する三菱標準炉APWRの展開. 三菱重工技報. 2008, 45, 3, 75-78
• 東芝のHP. http://www.toshiba.co.jp/
• アレバ社のHP. http://www.areva.com/
• GE社原子力部門のHP. http://www.gepower.com/prod_serv/products/nuclear_energy/en/new_reactors/esbwr.htm
• 大橋. 座談会・次世代軽水炉開発プロジェクト. 季報エネルギー総合工学. 2008, 31, 1, 3-16

タイトルに関連する用語 (5件)： 原子力 ,  流れ ,  研究 ,  熱流体 ,  進展