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J-GLOBAL ID：200902206242328328   整理番号：08A0183138

「技術者教育」としての国語の位置

A Japanese Class as a Teaching for Engineer

著者 (1件)： 曾田友紀子 (長野工業高等専門学校)
資料名： 工学教育  (Journal of JSEE)
巻： 56  号： 1  ページ： 1.55-1.60 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： L4363A  ISSN： 1341-2167  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 長野高専での行っている国語教育のカリキュラムと学年ごとの積み上げを目指す実践例を元に,国語教育の心を述べた。国語力は,理系,文系の区別無く,書く,聞く,話すことを通じて,自分自身の考え方と感じ方を他者に伝えることができる言語能力である。カリキュラムは,1年生への読書感想文の執筆など書くことの指導から始まり,2年生には,数週間をかけての本格的な読書後の感想文を読み,書くことを指導する。3年生には,書く,話すことの指導として,小論文の執筆と演習発表を行わせる。そして,4,5年生では,今までの学校生活,家庭生活全般を振り返り,総体験の中から,伝えたい自分を纏め上げる。自分を知り,自分の言葉で誤解無く自分を伝え,他者と円滑な意思の疎通を図れる国語力の育成を目指している。

シソーラス用語： *技術者 ,  *学校教育 ,  カリキュラム ,  能力 ,  行為 ,  教育効果
準シソーラス用語： 言語能力 ,  読書 ,  *日本語教育

分類 (1件)： 科学技術教育  (AA04000C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 教育 ,  国語