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J-GLOBAL ID:200902206309078720   整理番号:09A0212903

アラビドプシスの硝酸輸送体NRT1.6の特性づけは初期の胚発育における硝酸塩の役割を明らかにする

Characterization of the Arabidopsis Nitrate Transporter NRT1.6 Reveals a Role of Nitrate in Early Embryo Development.
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資料名:
巻: 20  号: 12  ページ: 3289-3299  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: T0767A  ISSN: 1040-4651  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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硝酸態窒素は植物の主要な窒素源であり,植物は根の上皮/皮質細胞の細胞膜にある輸送体を用いて,土壌から硝酸塩を吸収している。Arabidopsis thalianaの硝酸輸送体NRT1.6について調べ,硝酸塩が初期の胚発育のために重要であることを見いだした。cDNAを注射したアフリカツメガエル卵母細胞の機能解析を行った結果,NRT1.6が低親和性硝酸輸送体であることがわかった。RT-PCR,in situハイブリダイゼーションおよびGUS解析の結果は,NRT1.6の発現が長角果や珠柄のような生殖組織にのみ検出でき,その発現は受粉直後に増加して,NRT1.6が母性組織から発育する胚への硝酸塩輸送に関与していることを示した。nrt1.6変異体類においては,種子の硝酸塩蓄積の低下と発育停止率の増加,および胚発育1~2細胞段階の胚柄細胞における分裂過剰や膨張の喪失などの異常が見られた。変異体における種子の発育停止率は,窒素欠乏条件下で生育した場合に低下し,胚発育初期における硝酸塩の必要性が外部の窒素の変化に応答して調節され,胚発育初期における硝酸塩の新規な役割を示唆した。
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物栄養  ,  遺伝子発現  ,  生物学的機能  ,  細胞膜の輸送 

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