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J-GLOBAL ID：200902206322745515   整理番号：08A0392852

ベイズ・ニューラルネットワーク法による土壌汚染浄化費用リスクの評価

RISK EVALUATION OF SOIL CONTAMINATION PURIFICATION COSTS BY BAYESIAN NEURAL NETWORK METHODS

著者 (4件)： 小林潔司 (京都大学 経営管理大学院 経営管理講座) ,  石原克治 (株式会社日建設計総合研究所/京都大学 経営管理大学院) ,  田澤龍三 (清水建設株式会社 エンジニアリング事業本部土壌環境本部技術部) ,  徐飛 (京都大学 大学院工学研究科 都市社会工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 F(Web)
巻： 64  号： 2  ページ： 130-147 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： U0107A  ISSN： 1880-6074  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,土壌汚染に関する表土調査の結果に基づいて,土壌汚染浄化費用リスクを評価するためのベイズニューラルネットワーク(以下,BNNと略す)モデルを提案する.具体的には,伝統的なニューラルネットワークモデルを用いて,土壌汚染浄化費用モデルを作成する.ついで,ニューラルネットワークモデルをベイズ推計することにより,重み係数の事後確率分布を求める.これにより,土壌汚染に関する表土調査の結果に基づいて,調査対象地点における土壌汚染処理費用の確率分布(土壌汚染浄化費用リスク)を求めるBNNモデルを提案する.さらに,新たに獲得した土壌汚染サンプルを用いて,BNNモデルを更新する方法論も提案する.最後に,土壌汚染浄化費用の実測サンプルを用いてBNNモデルの有効性について実証的に検証する.(著者抄録)

シソーラス用語： *土壌汚染 ,  *ニューラルネットワーク ,  表土 ,  浄化 ,  確率分布 ,  *リスク評価 ,  硫黄 ,  Bayes推定
準シソーラス用語： 土壌汚染浄化費用 ,  表土調査 ,  ベイズ・ニューラルネットワーク法 ,  *ニューラルネットワークモデル

分類 (2件)： 土壌汚染  (FB04100T) ,  開発,再開発,都市整備  (RD02030V)

引用文献 (31件)：

• 1) 身崎成紀:土壌汚染リスク対策のポイント,2004.
• 2) (株) 三菱総合研究所 土壌汚染対策研究チーム:土壌汚染ビジネス大研究,2003.
• 3) 森澤眞輔編著:土壌圏の管理技術,コロナ社,2002.
• 4) 林義隆,太田英将,國眼定:3次元空間解析による汚染地盤の調査数量と汚染量の信頼性について,地盤工学会関西支部地盤環境・計測シンポジウム,2003.
• 5) 石森洋行,阿武秀一,深川良一,極川哲也,佐藤千尋:土壌汚染分布の簡易的推定法の開発に関する基礎的研究,第11回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会,2005.

タイトルに関連する用語 (5件)： ニューラルネットワーク ,  土壌汚染浄化 ,  費用 ,  リスク ,  評価