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J-GLOBAL ID：200902206363876624   整理番号：08A1200713

山口県に分布する阿蘇4火砕流堆積物の定置温度の推定

著者 (2件)： 藤井純子 (福井大 教育地域科学) ,  中島正志 (福井大 教育地域科学)
資料名： 日本海地域の自然と環境  (Memoirs of the Research and Education Center for Regional Environment, University of Fukui)
号： 15  ページ： 45-52  発行年： 2008年11月01日 
JST資料番号： L6660A  ISSN： 1343-084X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 約9万年前に阿蘇火山が大噴火したときの阿蘇4火砕流は,海を渡って山口県の日本海側に到達しており,山口県では宇部火山灰層と呼ばれている。この未固結の火砕流堆積物が移動を止めた時の温度(定置温度)を古地磁気学的手法により推定した。上部層は400~575°C,下部層は上部層より少し低く300~540°Cであった。給源から100km以上も離れた地点での定置温度がこのように高いことは想定外であったが,給源からの距離と定置温度との関係を物理的に解析するにはまだデータが不十分であり,今後さらに定置温度の推定データを蓄積したい。(著者抄録)

シソーラス用語： 完新世 ,  山口県 ,  火山 ,  *火砕流堆積物 ,  温度 ,  *噴火活動 ,  日本海 ,  *火山灰 ,  古地磁気 ,  供給源 ,  *磁化率 ,  熱消磁 ,  阿蘇山
準シソーラス用語： 阿蘇火山 ,  噴火 ,  給源 ,  *帯磁率

分類 (3件)： 火山地質学一般  (DE07070L) ,  堆積環境,層相  (DE05030F) ,  古地磁気・岩石磁気  (DC04020H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 山口 ,  分布 ,  阿蘇 ,  火砕流堆積物 ,  定置 ,  推定