抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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石材加工品の安全性を保証するために,石材製品の鉱物学的および化学的物性データを整理し,加工面の残留物質(今回は鉛)について簡単な検出方法を検討した。試料の石材サンプルは,国外加工品の灰色御影石グループ5点と,黒色御影石5点の計10点である。XRFで測定した石材サンプル片を4%酢酸溶液に浸漬した後,15分間の超音波処理を行った。溶出試験前後の石材加工面について走査電子顕微鏡による微構造観察を行った。今回の結果では,鉛は加工工程で加工面に残留している可能性はあるが,今回の溶出試験方法では,規制値を超えることはなかった。