文献
J-GLOBAL ID:200902206567455083   整理番号:09A0479182

磁性複合材料に関する高周波挙動

High-frequency behavior of magnetic composites
著者 (2件):
資料名:
巻: 321  号: 14  ページ: 2082-2092  発行年: 2009年07月 
JST資料番号: H0644A  ISSN: 0304-8853  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文では,複合材料のマイクロ波磁気特性の分野における最近の進歩を総合報告した。ここで論ずる問題は,多くの応用で必要な高いマイクロ波透磁率を有する複合材料の開発である。磁性複合材料の理論を簡潔にスケッチした。その際,磁性材料での磁気周波数分散を支配する法則と,複合材料に対する基本的な混合則とに注意を払った。磁性複合材料のマイクロ波性能に関する最近の実験報告,ならびに文献で入手可能な複合材料についての透磁率測定結果との混合則の一致に関するデータを論じた。これらのデータから,混合則の有効性を,複合材料での透磁率コントラスト,つまり,包含物と母相マトリックスとの透磁率間の相違,で決定できることを結論した。このコントラストが低い場合,Maxwell Garnet混合則はしばしば有効である。このコントラストが高い場合,それは複合材料の高マイクロ波透磁率を得るのに最も興味がある場合であるが,この複合材料の透磁率の正確な予測は,従来の理論では不可能であることを記した。したがって,包含物の透磁率が高い場合(それが最も興味ある場合ではあるが),磁性複合材料のマイクロ波特性を混合則から予測することはできない。その理由で,複合材料のマイクロ波性能に対する一般的な限度は重要である。特に,複合材料のマイクロ波透磁率を束縛する重要な関係は,強磁性共鳴に関するKittelの理論および透磁率の周波数依存性に関する解析的特性から得られる。電磁波吸収体のバンド幅に関するもう一つの束縛は,反射率に対するKramers-Kronig関係式から得られる。これらの束縛条件は,複合材料のマイクロ波磁気特性を使用する電磁波吸収体および他の素子(マイクロ波アンテナに対する磁性基板,マイクロ波インダクタなど)の設計と解析において重要であることを記した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
磁性材料  ,  磁性一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る