文献
J-GLOBAL ID:200902206642934677   整理番号:08A0465503

ゲノムの流動性と病原性細菌: 診断,疫学および干渉への応用

Genomic fluidity and pathogenic bacteria: applications in diagnostics, epidemiology and intervention
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 387-394  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: W1394A  ISSN: 1740-1526  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヒト病原菌(大腸菌(I),Helicobacter pylori(II),Mycobacterium tuberculosis(III))がどのようにしてゲノム流動性すなわち遺伝子獲得,欠失を行ってきたかについては最近のゲノム配列分析から知ることができる。これを細菌の診断,疫学,感染予防に応用する方法について考察した。I菌は病原性ゲノム流動性が最もよく知られた細菌である。可動遺伝子のゲノム島(GEI)の1つである病原性島(PAI)はプラスミド,ファージと並んで種々の大腸菌表現型進化に重要な働きをした。出血性腸炎病原大腸菌O157特異遺伝子の約40%は18個のプロファージ中の1つに存在した。ゲノム流動性は支賀毒素遺伝子(stx)の転移によっても見られる。II菌は主要タイプIV分泌システムをコードするGEIで特徴付けられcagPAI上の分泌遺伝子の欠失,置換が特徴的である。III菌における遺伝子欠失はMycobacteriaの変動性に重要な因子である。この欠失分析は毒性,伝染性判定に重要である。これらの病原菌の遺伝子流動性は病原菌の診断,新しい抗菌剤の開発に有用である。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物感染の生理と病原性  ,  分子遺伝学一般 

前のページに戻る