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J-GLOBAL ID：200902206646327813   整理番号：09A0267662

ブレビカンはCNSにおける大直径Ranvier絞輪における細胞外成分を特徴的に集合させる

Brevican distinctively assembles extracellular components at the large diameter nodes of Ranvier in the CNS

著者 (4件)： BEKKU Yoko (Okayama Univ. Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sci., Okayama, JPN) ,  RAUCH Uwe (Lund Univ., Lund, SWE) ,  NINOMIYA Yoshifumi (Okayama Univ. Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sci., Okayama, JPN) ,  OOHASHI Toshitaka (Okayama Univ. Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sci., Okayama, JPN)
資料名： Journal of Neurochemistry  (Journal of Neurochemistry)
巻： 108  号： 5  ページ： 1266-1276  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： B0504B  ISSN： 0022-3042  CODEN： JONRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ブレビカンは成熟脳の細胞外マトリックスに豊富に存在するコンドロイチン硫酸プロテオグリカンである。本研究では,Ranvier絞輪におけるブレビカン,ホスファカン及びテネイシンRの局在と生理的役割を検討した。ブレビカンとテネイシンRは巨大軸索の特徴的なRanvier絞輪成分で,ホスファカンと共存していた。共免疫沈降反応により,ブレビカンが中枢神経系の大直径軸索結節におけるテネイシンRとホスファカンの存在を決定し,ブレビカン非存在下では,テネイシンRとホスファカンはバーシカンV2により動員されることが示された。テネイシンRとBral1の分布はブレビカン欠失の影響を受けなかったことから,これら2つの分子は結節におけるヒアルロナン結合マトリックスの確立でブレビカンに依存しないことが判明した。これらの結果から,ブレビカンが大直径結節におけヒアルロナン結合結節マトリックス会合の特異性決定に重要な役割を有することが明らかになった。

シソーラス用語： マウス ,  *プロテオグリカン ,  *髄鞘 ,  活動電位 ,  細胞外マトリックス ,  タンパク質 ,  糖タンパク質 ,  軸索 ,  免疫沈降反応 ,  レクチン ,  細胞内分布 ,  *Ranvier絞輪 ,  *ブレビカン ,  ホスファカン ,  スカフォールド蛋白質 ,  ネズミ亜目 ,  *膜 ,  *生体膜 ,  電気生理 ,  マトリックス【母体】 ,  バイオアッセイ ,  イムノアッセイ
準シソーラス用語： Bral1 ,  テネイシンR ,  バーシカンV2 ,  足場蛋白質

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： ブレビカン ,  大直径 ,  Ranvier絞輪 ,  集合