文献
J-GLOBAL ID:200902206724950859   整理番号:09A0779206

成長板発生の間のTGF-βI型受容体ALK5の軟骨膜形成と機能,軟骨完全性および骨芽細胞分化における重要な役割

Critical roles of the TGF-β type I receptor ALK5 in perichondrial formation and function, cartilage integrity, and osteoblast differentiation during growth plate development
著者 (9件):
資料名:
巻: 332  号:ページ: 325-338  発行年: 2009年08月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
TGF-βは,軟骨細胞および骨芽細胞の増殖と分化に関係付けられてきた。しかしながら,骨格発生におけるTGF-βのin vivoでの機能は,明らかでない。本研究では,Dermo1-Creマウスを用いて,骨格祖先細胞においてTGF-βI型受容体ALK5(ALK5CKO)の条件的ノックアウトマウスを作製し,成長板発生におけるTGF-β情報伝達の役割を調べた。ALK5CKOマウスは,短く幅広い長骨,ボーンカラーの減少および海綿骨を持つ。ALK5CKO成長板では,軟骨細胞は,増殖し,分化したが,異所的軟骨性組織は,軟骨膜内へ突出した。正常な成長板では,ALK5蛋白質は,末梢軟骨における軟骨膜に隣接する薄い軟骨細胞層および骨芽細胞のための軟骨膜祖先細胞において強く発現された。ALK5CKOの成長板は,異常に薄い軟骨膜細胞層を持ち,骨芽細胞の分化と増殖が減少した。これらの軟骨膜の欠損は,短骨および異所的軟骨形成突出の原因となるようである。タモキシフェン誘導性Cre-ERTMで仲介されるALK5欠損頭頂骨一次培養細胞を用いて,TGF-β情報伝達は,選択的MAPKおよびSmad2/3経路を通した骨芽細胞系譜へのコミットメント,骨芽祖先の増殖と初期分化を促進した。これらの結果は,骨格発生の間の成長板完全性だけでなく,軟骨膜形成と分化におけるTGF-β情報伝達の重要な役割を実証する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化 

前のページに戻る