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J-GLOBAL ID:200902206725453166   整理番号:08A0808074

後生動物である植物寄生性線虫Meloidogyne incognitaのゲノム配列

Genome sequence of the metazoan plant-parasitic nematode Meloidogyne incognita
著者 (40件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 909-915  発行年: 2008年08月 
JST資料番号: H0870A  ISSN: 1087-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植物寄生性線虫は,世界中でみられる重大な農業病害虫であり,新たな防除法が求められている。本論文では,トマト,綿花,コーヒーなど多くの作物の生物栄養性寄生生物であるネコブセンチュウMeloidogyne incognitaのゲノムドラフト配列を示す。無性生殖を行うこの線虫のアセンブリ配列(合計86Mb)の大部分は,相同的でありながら相異なる断片の対として存在している。これは,M.incognitaの古代の対立遺伝子領域が,効果的な半数性に向かって進化しつつあり,これによって新たな適応メカニズムが可能となることを示唆している。M.incognitaがもつ植物細胞壁分解酵素の数および多様性は,ゲノム配列が入手可能なあらゆる動物のなかで例をみないものであるが,これは,細菌を起源とする多発的な遺伝子水平伝播に由来している可能性がある。今回の結果により,免疫性をもつ植物への寄生を成功させるために後生動物が必要とする適応に関する洞察が得られ,新たな抗寄生虫戦略発見への道が開かれた。Copyright Nature Publishing Group 2008
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分類 (3件):
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線虫による植物被害  ,  その他の有害生物防除剤  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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