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J-GLOBAL ID：200902206874518700   整理番号：09A0606041

細胞脂質の貯蔵を調節する脂肪滴蛋白質の古代ファミリーであるPAT蛋白質

PAT proteins, an ancient family of lipid droplet proteins that regulate cellular lipid stores

著者 (4件)： BICKEL Perry E. (Center for Diabetes and Obesity Res., Brown Foundation Inst. of Molecular Medicine, Univ. of Texas Health Sci. ...) ,  BICKEL Perry E. (Div. of Endocrinology, Diabetes and Metabolism, Dep. of Internal Medicine, Univ. of Texas Medical School at Houston ...) ,  TANSEY John T. (Dep. of Chemistry and Biochemistry, Otterbein Coll., Westerville, Ohio, USA) ,  WELTE Michael A. (Dep. of Biology, Univ. of Rochester, Rochester, New York, USA)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1791  号： 6  ページ： 419-440  発行年： 2009年06月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂肪滴蛋白質のPATファミリーは哺乳類において5メンバー,すなわちペリリピン,脂肪細胞分化関連蛋白質(ADRP),47kDa尾部相互作用蛋白質(TIP47),S3-12,及びOXPATを含む。このファミリーのメンバーは,昆虫,粘菌及び菌類を含む進化的に遠縁の生物にも存在している。恒常的に,あるいは脂肪滴へのあるいは脂肪滴からの脂質フラックスの増加のような代謝刺激に応答して,全てのPAT蛋白質は配列類似性及び細胞内脂肪滴との結合能力を共有している。脂肪滴表面に位置して,PAT蛋白質は脂肪滴コア内の脂質エステルへの他の蛋白質(リパーゼ)の接近を管理し,脂肪滴生合成に重要な細胞装置と相互作用できる。最もよく特性化された哺乳類PAT蛋白質であるペリリピンの遺伝子における遺伝的変異は,2型真性糖尿病及び肥満を含む代謝的表現型と関係している。本レビューでは,哺乳類及びモデル生物の両方においてPAT蛋白質がどのようにして細胞脂質代謝を調節するかを論じた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *タンパク質 ,  脂肪分解 ,  リポゲネシス ,  脂肪細胞 ,  遺伝子発現 ,  リン酸化 ,  細胞内分布 ,  マウス ,  ヒト ,  COS細胞 ,  アテローム性動脈硬化症 ,  *脂質代謝 ,  細胞内蓄積 ,  *PAT蛋白質 ,  脂肪滴 ,  ペリリピン ,  COS7細胞 ,  細胞小器官 ,  脂肪滴局在タンパク質 ,  ペリリピン3 ,  分子遺伝現象 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： オルガネラ ,  ADRP ,  TIP47 ,  S3-12 ,  OXPAT

分類 (2件)： 脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (9件)： 細胞 ,  脂質 ,  貯蔵 ,  調節 ,  脂肪滴 ,  蛋白質 ,  古代 ,  ファミリー ,  PAT蛋白質