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J-GLOBAL ID:200902206880785809   整理番号:08A0599985

貴金属担持触媒によるCOの選択的メタン化 触媒性能に及ぼす金属相の性質の影響

Selective methanation of CO over supported noble metal catalysts: Effects of the nature of the metallic phase on catalytic performance
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巻: 344  号: 1-2  ページ: 45-54  発行年: 2008年07月15日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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CO,CO2及びそれらの混合物のメタン化におけるAl2O3担持貴金属触媒の触媒性能を分散金属相(Ru,Rh,Pt,Pd)の性質に着目して調べた。それらの改質ガス流に対応する原料ガス組成を用い,水が存在する場合及び存在しない場合について実験を行った。調べた全ての実験条件において,Ru及びRhはPt及びPdよりも明らかに活性であった。水素化生成物に対する選択性は,使用した貴金属に強く依存すると共にCO/CO2の単独メタン化であるか,または共メタン化であるかに依存した。COの単独水素化の場合,CH4への選択性は高級炭化水素を犠牲にして温度上昇と共に増大した。供給ガスに水が存在すると,Ruの触媒活性は影響を受けなかったが,Rhの活性は減少した。一方,Pt及びPdは好ましくない水性ガスシフト(WGS)反応を促進するため,その性能は低かった。CO2単独の水素化での高級炭化水素への選択性は,調べた全ての触媒において無視できた。しかし,その反応には逆WGS反応によるCOの生成が伴った。全ての場合,供給ガスへ水を添加すると,触媒活性が低下した。CO/CO2混合ガスの組合せ水素化において,COの変換率が最大値に達するまでCO2の変換は完全に抑制された。メタンへの選択性は一般に70%以上であったが,温度と共に増加し,CO2変換が開始すると100%に接近した。供給ガスへの30%の水添加は,Ru及びRh触媒によるCO水素化に影響を与えず,操作の温度窓を拡大した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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貴金属触媒  ,  ガス化,ガス化プラント 

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