抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日立製作所のエレベータの技術開発について概観した。日本初の超高層ビル・霞ケ関ビル,庶民用の高層共同住宅の規格型エレベータの開発で量産化がされ,二度の石油危機により,省エネルギー技術とエレクトロニクスの進歩で更に改良され,規格型エレベータでの建物頂上部の機械室を不要とする機械室レスエレベータへと発展してきた。乗客をエレベータより大量輸送できるエスカレータについても,戦後の全透明式の登場,安全性とバリアフリー化,福祉思考へと進展している。これらの技術が動く歩道にも応用され,現在まで国内外で1,000台近くが供用されている。中国,中東では超高層ビルの建設ラッシュが続き,より速く,より高く,より強く,より美しく,安全・安心,快適・便利な移動手段として発展し続けている。