細菌のRNAシャペロン類は植物に非生物的ストレス耐性を与え水分制約条件下におけるトウモロコシの穀粒収量を改良する

CASTIGLIONI Paolo; WARNER Dave; BENSEN Robert J.; ANSTROM Don C.; HARRISON Jay; STOECKER Martin; ABAD Mark; KUMAR Ganesh; SALVADOR Sara; D’ORDINE Robert; NAVARRO Santiago; BACK Stephanie; FERNANDES Mary; TARGOLLI Jayaprakash; DASGUPTA Santanu; BONIN Christopher; LUETHY Michael H.; HEARD Jacqueline E.

文献

J-GLOBAL ID：200902207526228761 整理番号：08A0636606

細菌のRNAシャペロン類は植物に非生物的ストレス耐性を与え水分制約条件下におけるトウモロコシの穀粒収量を改良する

Bacterial RNA Chaperones Confer Abiotic Stress Tolerance in Plants and Improved Grain Yield in Maize under Water-Limited Conditions

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資料名：
巻： 147 号： 2 ページ： 446-455 発行年： 2008年06月
JST資料番号： C0606A ISSN： 0032-0889 CODEN： PLPHA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：文献レビュー発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

水の制約は作物収量を低下させる最も大きな単一の因子であり,人間が利用する水の70%は農業が占めている。このような農業への水供給の低下は農業生産コストを増加させ,作物に対する水利用効率の向上が必要とされている。水分制約的条件下におけるトウモロコシ収量に対する育種や栽培管理法は大きく進歩しているが,さらに大きな追加的改良が望まれている。ここでは細菌の低温ショック蛋白質(CPS)類が複数の植物種のストレス順応性を改善することについて述べた。植物と細菌に共通して保存された適応機構を通しての植物におけるCPS類の作用は,大腸菌とトウモロコシの両者におけるストレス耐性改善のために機能的RNA結合モチフが必要であることを示すデータによって支持されている。CSP類によって与えられるストレス耐性は,不利な生育条件下における植物の生産性を改善する新規のアプローチであり,耐干性形質の一つとして,トウモロコシの品種改良のための生殖質群に加えることができる。

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植物に対する影響 , 微生物の生化学 , 生物学的機能 , トウモロコシ

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