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J-GLOBAL ID:200902207572960205   整理番号:08A0749436

脳のD-アミノ酸類: 神経伝達と神経変性におけるD-セリン

D-Amino acids in the brain: D-serine in neurotransmission and neurodegeneration
著者 (4件):
資料名:
巻: 275  号: 14  ページ: 3514-3526  発行年: 2008年07月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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D-セリンは哺乳類の脳に高濃度に存在するN-メチルD-アスパラギン酸受容体(NMDA受容体)の生理的コアゴニストで,NMDA受容体機能障害に関連した疾患に重要な役割を果たす。D-セリンの生合成経路,標的受容体,取り込みシステムおよび分解酵素の存在が明らかになり,D-セリンが神経伝達物質として機能する可能性を示唆する。最初にD-セリンがグリア細胞神経伝達物質であると仮定された。しかし近年の研究は,脳星状細胞で神経細胞にはD-セリン生合成酵素であるセリンラセマーゼが広く発現することから,D-セリンが神経細胞にも存在する可能性を示した。これまでのデータはD-セリンが情報伝達分子であることは支持するが,星状細胞のD-セリン放出に起因する多くの作用が,神経細胞のD-セリンによっても生じる可能性を示す。さらなる研究が神経細胞と星状細胞のD-セリン放出経路やD-セリン媒介性NMDARシグナル伝達における相対的寄与を明らかにするために必要である。
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分類 (2件):
分類
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神経の基礎医学  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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