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J-GLOBAL ID:200902207594021504   整理番号:09A0131792

地球外核における磁場源の分離

Magnetic Source Separation in Earth’s Outer Core
著者 (3件):
資料名:
巻: 321  号: 5897  ページ: 1800  発行年: 2008年09月26日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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地球磁場には,双極子磁場成分と,非双極子成分(NAD)があるが,双極子磁場の源は外核深部にあるが,非双極子磁場は外核表層部に存在すると考えられる。現在の非双極子成分の解析によると,磁場のパターンは過去400年にわたって安定的であるが,地域ごとに変化のパターンや変化率に違いがみられた。地理的に離れたドイツのエイフェルとフランス領ポリネシアの火山岩を用いた,古地磁気学的研究と年代測定から,20万年という期間にわたるエクスカーションや,ブルンヌ-松山極性反転が明らかにされた。こうしたエクスカーションでは,双極子磁場成分が弱くなり,非双極子磁場成分が卓越する。エイフェルの火山岩を用いたエクスカーション期における見かけの極はユーラシアに広く散らばったが,フランス領ポリネシアのデータでは,見かけの極がオーストラリアに集中した。こうした古地磁気学的な結果は,最近の非双極子磁場成分の特徴と整合的である。この研究から,地球磁場は,外核深部に源をもつ双極子磁場と,外核表層部に源が存在する非双極子磁場に分けられることが示唆された。
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分類 (2件):
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地球電磁気学一般  ,  古地磁気・岩石磁気 
タイトルに関連する用語 (3件):
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