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J-GLOBAL ID：200902207761744220   整理番号：09A0653463

全自動高度デマンド信号制御II方式

Full Automated Advanced Demand Signals II scheme

著者 (2件)： 麻生敏正 (埼玉大) ,  長谷川孝明 (埼玉大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 58(ITS2009 1-7)  ページ： 19-24  発行年： 2009年05月21日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,全自動高度デマンド信号制御II方式(Full Automated Advanced Demand Signals II scheme;FA-ADS-II方式)を提案した上,種々の性能評価を行っている。まず,データベースを必要とせず,コストに基づき交通状況に適切なシステムパラメータを自動決定するFA-ADS-II方式を提案している。次に静的な交通状況においてFA-ADS-II方式と,連携係数やデマンド関数のべき乗部が最適である従来型ADS-H方式,サイクルやスプリットやオフセットが最適である系統制御方式の性能比較を行い,FA-ADS-II方式と従来型ADS-II方式の性能はほぼ同等であることと,また系統制御方式より性能が高いことを示している。最後に動的な交通状況において性能比較を行い,系統制御方式と比べてFA-AD-II方式の一人当たりの平均アイドリング率は最大で約50%小さいこと,また従来型ADS-II方式とほぼ同等であることなどを明らかにし,FA-ADS-II方式は従来型ADS-II方式に比べ,極めて実用性が高いことを示している。(著者抄録)

シソーラス用語： *交通信号制御 ,  方式 ,  自動制御 ,  パラメータ ,  原価 ,  アイドリング ,  比較 ,  制御方式
準シソーラス用語： *オンデマンド ,  コスト ,  *システムパラメータ ,  性能比較

分類 (1件)： 交通管制・規制  (TB01032S)

引用文献 (12件)：

• 定方希夫. 系統信号制御系の設計法. 交通工学. 1966, 1, 1, 11-17
• SIMS, A. G. The Sydney Coordinated Adaptive Traffic (SCAT) System Philosophy and Benefits. IEEE Trans. Vehicular Technology. 1980, 29, 2, 130-137
• 新倉聡. PTPSにおける信号制御手法について. 交通工学. 2003, 38, 2, 30-40
• 浅野美帆. 交通シミュレーションを利用した信号制御アルゴリズム評価のための仮想社会実験. 交通工学. 2004, 39, 2, 39-45
• 椿孝一. 地方都市でのMODERATO-EII信号制御方式の導入による効果. 第4回ITSシンポジウムプロシーディングス, Dec. 2005. 2005, 133-140

タイトルに関連する用語 (3件)： 高度 ,  デマンド ,  信号制御