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J-GLOBAL ID:200902207778004920   整理番号:08A0694778

Bmi1はin vivoの腸幹細胞に発現する

Bmi1 is expressed in vivo in intestinal stem cells
著者 (2件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 915-920  発行年: 2008年07月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Bmi1は造血幹細胞や神経幹細胞の自己複製で不可欠な役割を果たしている。我々は,他の成体幹細胞集団でのBmi1の役割を調べるために,Bmi1遺伝子座からタモキシフェン誘導性Creを発現するマウスを作製した。Bmi1は小腸の陰窩底部周辺に散在して位置する細胞,主に陰窩の基底上の4個の細胞(+4の位置)に発現していることがわかった。時間の経過とともに,これらの細胞は,増殖してその数を増やし,自己複製を行い,小腸上皮のすべての分化した細胞系列を生み出す。これらの細胞へ安定型β-カテニンを誘導すると,急速なアデノーマ発生が引き起こされた。そのうえ,Rosa26遺伝子座から発現するジフテリア毒素をコードするコンディショナル対立遺伝子を使って,Bmi1+細胞を除去すると,陰窩の欠損が引き起こされた。これらの実験はBmi1がin vivoの腸幹細胞マーカーであることを明らかにするものである。予想外のことであるが,小腸でBmi1を発現する幹細胞数は空腸から回腸に向かうほど減少することから,哺乳類は器官の恒常性を維持するために,分子によって識別できる2つ以上の体性幹細胞亜集団を用いていることが示唆される。Copyright Nature Publishing Group 2008
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (3件):
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