抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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Johansen共積分法を使って,1971~2004年のチュニジアにおける人口あたりエネルギー消費と人口あたりGDPの因果律関係を調べた。変数間に共積分が存在する中でのGranger因果律を試験するために,ベクトル自己回帰モデルの代わりにベクトル誤差修正モデルを使った。推定した結果によると,人口あたりのエネルギ消費とGDPは1共積分ベクトルによって関係し,2数列間の長期間2方向因果律関係と,エネルギーからGDPへの1方向因果律があると分かった。したがって,この解析からの重要な政策的意義は,エネルギーがチュニジアのGDP成長への限定因子と考えられる。チュニジアでの結論は,エネルギー資源枯渇の圧力増大の中で似たような成長経路を通らねばならない多くの国にも関係する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.