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J-GLOBAL ID：200902207970115213   整理番号：08A0321405

発泡ポリエチレンにおける透過性改良の機構

Mechanism of Permeability Modification in Polyethylene Foams

著者 (5件)： FUKASAWA Yoshihito (Asahi Kasei Construction Materials Corp., Ibaraki, JPN) ,  OKUDA Tohru (Asahi Kasei Chemicals Corp., Mie, JPN) ,  SHIMADA Tomoko (Asahi Kasei Corp., Shizuoka, JPN) ,  HATTORI Makiko (Asahi Kasei Corp., Shizuoka, JPN) ,  SAITO Hiromu (Tokyo Univ. Agriculture and Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Cellular Plastics  (Journal of Cellular Plastics)
巻： 44  号： 2  ページ： 107-123  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： B0719A  ISSN： 0021-955X  CODEN： JCUPAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 押出発泡法によって製造した低密度ポリエチレン(LDPE)の収縮の抑制および寸法安定性が,透過性改良剤,ステアリルステアリン酸アミド(SS)の添加によって改善される機構を解析した。LPDEと2%のSSを二軸延伸機によってブレンドして,発泡剤としてイソブタンを用いて,押出ロッド状発泡体(ERF)および高延伸押出発泡体の発泡膜のモデルとしてLDPE-SSブレンドフィルムをそれぞれ押出発泡法およびびインフレーション押出法によって作製した。LDPE-SSブレンドフィルムのガス透過性および表面構造を経時時間を変えて,ガス透過速度試験機,走査電子顕微鏡,ATR-IRおよびすれすれ入射X線回折法によって解析した。経時的にフィルム表面にSSがブリードアウトすることを明らかにした。フィルム表面のSS濃度の経時的増加によってガス透過性(イソブタン)が抑制された。経時的ガス透過性の改良によって,押出時および押出後における経時過程でのLDPE発泡体の寸法安定性が改善されることを明らかにした。

シソーラス用語： *低密度ポリエチレン ,  *発泡プラスチック ,  押出成形 ,  発泡成形 ,  添加物効果 ,  添加剤 ,  延伸 ,  インフレーション成形 ,  透気性 ,  走査電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  ATR分光法 ,  赤外スペクトル ,  すれすれ入射 ,  X線回折分析 ,  濃度分布 ,  表面構造 ,  経時変化 ,  *寸法安定性 ,  ブリージング ,  アルカン
準シソーラス用語： 改質剤 ,  二軸延伸

分類 (2件)： 発泡成形  (YH04070U) ,  ポリオレフィン  (YH07090L)

物質索引 (2件)： イソブタン ,  N-ステアリルステアロアミド

タイトルに関連する用語 (2件)： 発泡ポリエチレン ,  透過性