抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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単一プログラムを複数のスレッドに分割して並列処理する投機的マルチスレッド実行モデルについて,パスプロファイリングで得られる実行パスの情報に基づき投機スレッド分割を行なう手法を論じた。superthreadedアーキテクチャとスレッドパイプライニングモデルを前提として,プログラムの高速化,クリティカルパスの短縮を図るスレッド分割の手法を述べた。本手法により実現可能である性能を,最頻度パス実行確率の性能への影響,負荷バランスの性能への影響の二つの側面から評価した。ループ並列性の低いプログラムにおいて,スレッド間でのデータ依存を発生させずにスレッド分割を行い,高速化を実現できることを確認した。