文献

J-GLOBAL ID：200902208346649161   整理番号：09A0851486

3種類のナノ流体の熱伝導率の実験的決定及び新規相関式の開発

Experimental determination of thermal conductivity of three nanofluids and development of new correlations

著者 (2件)： VAJJHA Ravikanth S. (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of Alaska Fairbanks, P.O. Box 755905, Fairbanks, AK 99775-5905, USA) ,  DAS Debendra K. (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of Alaska Fairbanks, P.O. Box 755905, Fairbanks, AK 99775-5905, USA)
資料名： International Journal of Heat and Mass Transfer  (International Journal of Heat and Mass Transfer)
巻： 52  号： 21-22  ページ： 4675-4682  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： C0390A  ISSN： 0017-9310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エチレングリコールと水の60:40(体積割合)混合物のベース流体内に分散した酸化アルミニウム,酸化銅及び酸化亜鉛のナノ粒子を含む3種類のナノ流体の熱伝導率を決定するための実験的考察を行った。試験した粒子の体積濃度は最大で10%までとして実験の温度範囲は298~363Kとした。試験結果からナノ粒子の体積濃度の増加と共にベース流体と比較してナノ流体の熱伝導率の増加を示した。熱伝導率は更に温度の増加に対しても本質的に増加する傾向がある。熱伝導率に対する既存のモデルをこれらのナノ流体から求めた実験データと比較したところ良好な一致は示さなかった。そこで,既存のモデルを改良してナノ流体の熱伝導率を温度,粒子体積濃度,ナノ粒子特性,及びベース流体の関数として表現するために古典的なMaxwellモデル及びBrown運動効果を統合したモデルを開発すると共にそのモデルは実験データと良く一致することを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 流体 ,  超微粒子 ,  *熱伝導率 ,  *相関関数 ,  水 ,  混合物 ,  体積率 ,  分散【dispersion】 ,  酸化アルミニウム ,  酸化銅 ,  酸化亜鉛 ,  濃度依存性 ,  温度依存性 ,  数学モデル ,  Brown運動 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： *ナノ流体

分類 (2件)： 比熱・熱伝導一般  (BL05021E) ,  熱伝導  (PA02020Z)

物質索引 (1件)： エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ流体 ,  熱伝導率 ,  実験 ,  相関式 ,  開発