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J-GLOBAL ID：200902208356603844   整理番号：08A0586043

Cu-Ni-Sn-P合金の応力緩和特性の解明

Investigation on Stress Relaxation Behavior in Cu-Ni-Sn-P Alloys

著者 (4件)： 西嶋文哉 (金沢大学大学院自然科学研究科機能機械科学専攻) ,  野村幸矢 (神戸製鋼所株式会社アルミ・銅カンパニー) ,  渡邊千尋 (金沢大学大学院自然科学研究科システム創成科学専攻) ,  門前亮一 (金沢大学大学院自然科学研究科システム創成科学専攻)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 72  号： 6  ページ： 427-432 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,自動車用ワイヤーハーネス接続部コネクタはエンジンルーム内でも使用され,熱影響に耐える応力緩和特性が特に要求されてきている。Cu-Ni-Sn合金系の応力緩和特性は,これまで系統的には調べられておらず,Sn,Ni,Pの添加が応力緩和特性へ与える影響は十分に理解されていない。本研究では,純Cu,Cu-1.5Ni,Cu-0.75Ni-0.75Sn,Cu-1.5Sn合金,及びこれらの合金に0.14Pを添加した合金を用いてNi,Sn,Pの応力緩和への影響を調べた。また,0.1Mgまたは0.1Feを添加したCu-0.75Ni-0.75Sn合金とCu-0.75Ni-0.75Sn-0.14P合金の応力緩和特性を調べた。NiとPを含む合金への0.1Mgの添加はCu母相中のNiとPの固溶量を減少させ,応力緩和率を増加させること等が分かった。

シソーラス用語： *銅合金 ,  ニッケル添加合金 ,  スズ添加合金 ,  リン添加合金 ,  *応力緩和 ,  カーエレクトロニクス ,  ワイヤリングハーネス ,  *コネクタ ,  マグネシウム添加合金 ,  鉄添加合金 ,  焼なまし ,  低温 ,  微細構造 ,  電気伝導率 ,  引張強さ ,  降伏強さ ,  伸び率 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性 ,  微視力学 ,  転位【結晶】 ,  転位密度 ,  透過型電子顕微鏡
準シソーラス用語： 微細組織

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  電装品  (QG03070C)

引用文献 (19件)：

• 1) M. Nishihata and A. Sugawara: Bull. Insti. Metals 32(1993) 334-336.
• 2) A. Sugawara and Y. Hana: Materia Japan 37(1998) 271-273.
• 3) T. Ogura: J. JCBRA. 38(1999) 274-280.
• 4) T. Usami, T. Hirai, M. Kurihara, Y. Ohyama and T. Eguchi: J. JCBRA. 40(2001) 294-300.
• 5) M. Mizuno, Y. Itumi, T. Ogura and T. Hamamoto: J. JCBRA. 38(1999) 291-297.

タイトルに関連する用語 (5件)： Cu ,  Ni ,  Sn ,  P合金 ,  応力緩和