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J-GLOBAL ID:200902208363126318   整理番号:08A0337083

赤キャベツ(Brassica oleracea L.品種)ジュースの色素成分の特性化及びLPS刺激マウス脾細胞に及ぼすそれらの抗炎症作用

Characterisation of the pigment components in red cabbage (Brassica oleracea L. var.) juice and their anti-inflammatory effects on LPS-stimulated murine splenocytes
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資料名:
巻: 109  号:ページ: 771-781  発行年: 2008年08月15日 
JST資料番号: H0766A  ISSN: 0308-8146  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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赤キャベツ由来の色素の抗炎症作用を調べるために,赤キャベツ(Brassica oleracea L.品種)ジュースを調製し,紫外可視吸収スペクトルにより特性化し,セファデックスLH-20カラムにより部分精製し,HPLCにより分析し,リポ多糖類(LPS)刺激マウス脾細胞培地に投与した。本研究は赤キャベツジュース(RC)が抗炎症性サイトカインインターロイキン(IL)-10の増加及び促進炎症性サイトカインインターロイキンIL-6分泌の減少を経由して脾細胞のLPS誘導炎症に対する抗炎症作用を明示することを示した。RC及び活性炭吸着製品以外のその加熱製品の最大吸収ピークは310~330nm近辺に小さな肩を持って280nmに現れ,赤キャベツ含有フェノール類,フラボノイド,及びアントシアニンを反映するマイナーピークが560nm(480~630nmの範囲)に存在した。セファデックスLH-20カラム経由のクロマトグラフィー画分のF2,F3,及びF4の凍結乾燥粉末はフェノール類(それぞれ,5.9±0.2%,4.4±0.0%,3.9±0.0%)及びフラボノイド(それぞれ,1.8±0.3%,1.8±0.3%,及び1.1±0.3%)を豊富に含有した。結果は赤キャベツジュース中の抗炎症性化合物が熱安定性であることを示唆する。HPLCからのクロマトグラムの更なる分析は赤キャベツジュース中のマルビジン3-グルコシド(オエニン),マルビジン5-グルコシド及びマルビジン3,5-ジグルコシドを含むマルビジングルコシドがLPS刺激脾細胞のIL-6分泌を阻害できることを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  免疫反応一般 

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