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J-GLOBAL ID:200902208627564874   整理番号:09A0464705

同種造血幹細胞移植後の腸管の移植片対宿主病とサイトメガロウイルス腸炎の診断における結腸鏡検査

Colonoscopy in the diagnosis of intestinal graft versus host disease and cytomegalovirus enteritis following allogeneic haematopoietic stem cell transplantation
著者 (6件):
資料名:
巻: 121  号: 14  ページ: 1285-1289  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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背景:移植片対宿主病における消化管病変(GI-GVHD)とサイトメガロウィルス(CMV)腸炎は,同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)後の重大な合併症である。allo-HSCT後のGI-GVHDおよびCMV腸炎の診断における結腸鏡検査の役割を調査し,GI-GVHDおよびCMV腸炎の内視鏡所見を同定した。方法:GI-GVHD,CMV腸炎およびGI-GVHDとCMV腸炎の合併(GconC)の結腸鏡検査所見と,これらに関連した臨床上の問題点のレトロスペクティブ解析を行った。結果:患者47名に対し50の結腸鏡検査を施行した結果,GI-GVHDは32例,CMV腸炎は7例,GconCは11例であった。結腸鏡検査で,GI-GVHDおよびCMV腸炎には,結腸粘膜病変とさまざまな所見が認められた。粘膜の亀甲様の変化(32例中12例)と深い潰瘍(7例中2例)はそれぞれGI-GVHD,CMV腸炎に特異的な内視鏡所見であった。一方,粘膜の水腫,紅斑,鬱血,糜爛,浅い潰瘍は,GI-GVHDとCMV腸炎の鑑別には使用できなかった。GconC患者は,回腸末端粘膜の血液の滲出と回盲弁炎を起こしやすい傾向があった。GI-GVHD,CMV腸炎,GconCの生検標本のそれぞれ64%,70%,44%は直腸およびS状結腸から採取された。結論:allo-HSCT後の結腸粘膜の亀甲様の変化と深い潰瘍はそれぞれGI-GVHDおよびCMV腸炎特異的な変化であるが,その他の病変は特異的な変化ではない。GI-GVHDおよびCMV腸炎症例の大部分は,左結腸検査および組織生検によって診断できるが,回腸末端までの全大腸検査が好ましい。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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消化器の診断 

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