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J-GLOBAL ID:200902208705965198   整理番号:09A0463241

地震打撃地域における学生および成人間の精神衛生に関する比較研究

A comparative study on mental health among students and adults in the earthquake-hit areas
著者 (10件):
資料名:
巻: 42  号: 11  ページ: 806-809  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2346A  ISSN: 0253-9624  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:地震災害地域における学生および成人の精神衛生状態を理解して,災害後の心理的危機に対する介入指針を提供する。方法:自己診断チェックシート(SRQ-20),”緊急心理学的危機介入指針”の保健省の付則を,四川省ブン川地震の犠牲者1222名に使用した。この質問票調査は学生729名と成人犠牲者493名につき無作為法で行った。学生では配布,回収した734質問票のうち,729質問票が正当に回答され有効率は99.32%であった。一方,成人では配布,回収した496質問票のうち,493質問票が正当に回答され有効率は99.39%であった。結果:(1)学生犠牲者において,65%が”不安,神経質または心配”,続いて”おびえやすい”,”不幸に感じる”,”疲れやすい”,および”判断しにくい”と感じていると回答した。成人犠牲者では80.5%が,”不安,神経質または心配”,続いて”不幸に感じる”,”疲れやすい”,”眠りにくい”,”おびえやすい”と感じていると回答した。(2)学生犠牲者のSRQスコアの平均値は6.58で,性別では男性6.07,女性7.03であった。成人犠牲者のSRQスコアの平均値は7.36で,性別では男性6.68,女性7.99であった。女性と学生および成人全体において有意差がみられた。(3)学生群のSRQ陽性スクリーニング率は46.50%で,成人群では52.3%であった。総スコアのSQR≧7点およびSQR<7点の学生および成人のサブグループでは有意差がみられた。SQR≧7点の学生と成人女性間で有意差がみられた。SQR<7点では学生と成人全体および女性間で有意差がみられた。(4)性と年齢に関するSQRスコアには正の相関があった。結論:学生犠牲者および成人犠牲者の感情的受傷症状は”神経質,不幸,疲労などの問題で傷つきやすい”であり,成人群では学生群より症状の割合がより高く,年齢および性を含む幾つかの要因で影響され精神衛生は学生より重篤であった。特別な集団である学生は,介入の計画様式として行動介入のデザインに焦点を当てさらに注意を払うべきである。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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精神科の臨床医学一般  ,  災害・防災一般 

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