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J-GLOBAL ID:200902208844809460   整理番号:09A0690634

化学修飾したクラフトリグニンにおけるアルミニウム毒性緩和に対する官能基群の効果的組み合わせ

Effective combinations of functional groups in chemically modified kraft lignins for reduction of aluminum toxicity
著者 (3件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 220-224  発行年: 2009年06月25日 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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アルミニウム存在下の小分子量化合物の培養液について,アルミニウム毒性の緩和にオゾン及びアルカリ処理で改変したクラフトリグニン(KL)における官能基型を知る目的で,ダイコン(Raphanus sativa var. radicula Pers.)の植物成長試験を行った。本研究で用いた小分子量化合物は,以下,カルボキシル基,ホルミル基,メトキシル基,アルコールヒドロキシル基,及びフェノールヒドロキシル基を含んだ。隣接するカルボキシル基(シュウ酸),カルボキシル基/アルコールヒドロキシル基(グリコール酸),あるいはカルボキシル基/ホルミル基(グリオキシル酸)はアルミニウム毒性を緩和した。2つのカルボキシル基をもつマロン酸もアルミニウム毒性を緩和した。オゾン処理したKLのアルミニウム毒性緩和は恐らく部分的にはこれらの官能基によると考えられる。2つのフェノールヒドロキシ基が隣接するプロトカテクもまたアルミニウム毒性の緩和効果を示した。本結果は,アルカリ処理がKLの部分的構造をカテコール化した事を示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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施肥法・肥効  ,  木材化学 
物質索引 (10件):
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引用文献 (36件):
  • MATSUMOTO, H. Cell biology of aluminum toxicity and tolerance in higher plants. Int Rev Cytol. 2000, 200, 1-46
  • AIMI, R. Cell-physiological studies on the effect of aluminum on the growth of crop plants. Bull Nat Inst Agr Sci D. 1964, 11, 331-396
  • MA, JF. Role of organic acids in detoxification of aluminum in higher plants. Plant Cell Physiol. 2000, 41, 383-390
  • MA, JF. Aluminum tolerance in plants and the complexing role of organic acids. Trends Plant Sci. 2001, 6, 273-278
  • MA, JF. Recent progress in the research of external Al detoxification in higher plant : a minireview. J Inorg Biochem. 2003, 97, 46-51
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