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J-GLOBAL ID:200902208872903463   整理番号:08A0650229

鯨骨生物群集 浮く鯨と沈む鯨-その分解過程から推定される異なった鯨骨生物群集の成立プロセス-

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資料名:
巻: 40  号:ページ: 311-316  発行年: 2008年07月01日 
JST資料番号: L0976A  ISSN: 0916-2011  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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クジラは浅海と深海をつなぐ生物である。クジラには,死んだ後すぐ「沈むクジラ」と一定期間「浮くクジラ」がある。多くのクジラ類が前者で,後者にはマッコウクジラが含まれる。「沈むクジラ」はほとんど分解されないまま死後すぐに海底に沈み,「浮くクジラ」では浮遊中に体が複数の部分に分離し,ある程度分解が進んだ状態で海底に沈む。つまり,体全体が同所に沈まず,また,有機物の全量を海底に供給することができない。このように,「浮くクジラ」と「沈むクジラ」ではその後の鯨骨生物群集の成立過程が異なることが考えられる。光合成生態系の消費者の頂点に立つクジラは死後海底で化学合成生態系の基礎生産者となる。鯨を巨大粒子とする視点からの物質輸送の定量的研究が待たれる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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魚類以外の水産動物  ,  生態学一般 

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