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J-GLOBAL ID：200902208921495457   整理番号：08A1077195

高温高圧下のMgF₂におけるα-PbO₂型構造の安定相

Stable phase with the α-PbO2 type structure in MgF2 under high pressure and high temperature

著者 (2件)： KUSABA Keiji (Inst. for Materials Res., Tohoku Univ., Katahira 2-1-1, Sendai 980-8577, JPN) ,  KIKEGAWA Takumi (Inst. of Materials Structure Sci., High Energy Accelerator Res. Organization, Tsukuba 305-0801, JPN)
資料名： Solid State Communications  (Solid State Communications)
巻： 148  号： 9-10  ページ： 440-443  発行年： 2008年12月 
JST資料番号： H0499A  ISSN： 0038-1098  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MgF₂の高温高圧での挙動を,15GPa以下と750°C以下で,その場X線回折法によって観測した。α-PbO₂型構造の単相を,12.7GPa,750°Cにおいて得た。この相は,常温にしてもほぼ保たれる。その斜方晶の格子パラメータは,a₀=0.4590(1)nm,b₀=0.5555(1)nm,c₀=0.5048(1)nmで,その化学式当りの体積は,常温常圧でのルチル相の場合に比べて1.1%小さい。MgF₂は,600°C,13GPa付近で相の安定領域を有し,以前の理論計算が予測したように,高温高圧で,ルチル→CaCl₂→α-PbO₂→PdF₂型相転移系列を有することを確証した。α-PbO₂型相の体積弾性率K₀=98.0(7)GPaを決定した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フッ化マグネシウム ,  温度依存性 ,  圧力効果 ,  圧縮率 ,  *構造相転移 ,  結晶構造 ,  空間群 ,  格子定数 ,  X線回折 ,  高温 ,  高圧

分類 (1件)： 固相転移  (BL04020G)

タイトルに関連する用語 (2件)： 高温高圧 ,  MgF2