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J-GLOBAL ID：200902208969423822   整理番号：08A0419783

疲労強度向上向け超音波ピーニング法

著者 (1件)： 野瀬哲郎 (新日本製鐵)
資料名： 溶接学会誌  (Journal of the Japan Welding Society)
巻： 77  号： 3  ページ： 210-213  発行年： 2008年04月05日 
JST資料番号： G0090A  ISSN： 0021-4787  CODEN： YOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近,超音波を用いたピーニングによる疲労特性向上が注目を集めており,各種分野で適用が検討されている。本稿では,超音波ピーニング法のUIT(超音波衝撃処理)技術に注目し,各種溶接継手を対象にその効果を検証し,併せてその疲労向上機構の解明を試みた。1)UIT法:原理,2)各種溶接継手の疲労特性:試験方法,十字継手,角回し継手,重ね継手,3)疲労性能向上の機構:止端形状の変化,残留応力の変化,表面組織の変化,4)修正グッドマン線図による疲労強度推定。疲労寿命増大の機構として,止端形状改善に伴う応力集中係数に低下,塑性流動による圧縮残留応力の導入,再結晶に伴うHAZ組織微細化などが示唆された。

シソーラス用語： *溶接継手 ,  *疲れ強さ ,  *ピーニング ,  *超音波 ,  衝撃波 ,  鋼 ,  十字継手 ,  重ね継手 ,  高サイクル疲れ ,  SN曲線 ,  応力集中係数 ,  残留応力 ,  結晶粒微細化 ,  溶接熱影響部 ,  再結晶 ,  塑性流動
準シソーラス用語： TMCP鋼 ,  隅肉継手 ,  HAZ【溶接】

分類 (2件)： 溶接部  (WC07100I) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (4件)：

• STATNIKOV, E. S. IIW Doc. XIII-1668-97. 1997
• HAAGENSEN, P. J. IIW Doc. XIII-1748-98
• HAAGENSEN, P. J. IIW Doc. XIII-1815-00
• 日本鋼構造協会編. 鋼構造物の疲労設計指針・同解説. 1993

タイトルに関連する用語 (2件)： 疲労強度 ,  超音波ピーニング法